マタイ福音書 5章5節 柔和な人は幸い

2023年6月22日

(内容)

  • 柔和な人々は幸いである。その人たちは地を受け継ぐ。

(黙想)

  • 柔和な人々とある。柔和と訳された言葉は、他の聖書箇所では、優しい、穏やかと訳されている。ある国語事典では、柔和とは、「やさしくおだやかなさま。とげとげしいところのない、ものやわらかな態度」とある。
  • 信仰者の他者に対する態度として勧められているものに、忍耐、寛容、親切、善意、誠実、謙遜、憐れみ、慈愛など色々な態度がある。
  • 私たちはこれを道徳的なこととして追求はしない。むしろ霊において貧しい者として、つまり神の御心を大切にする者として、隣人を愛する者として、ここでは柔和であることを大切にしたいと考える。
  • 他者に対する態度は色々ある。他者に対して威圧的な態度を取る人がおり、他者を利用する人がおり、威張り、けなし、自分に従わせようとしたり、人を人と思わぬ態度を取る人もいる。
  • 私たちは、神の御心に生きることを願い、柔和に生きる。柔和な態度も他者とのよい関係を築くことにつながる。
  • イエスご自身が柔和な方である。

11:29 わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。

  • イエスの柔和さをどこに見ることができるのか。ファリサイ派や律法学者たちから嫌われ、侮られていた、罪人とされる人たちと一緒に食事をし、彼らを受け入れ、救いに招くイエスの姿に柔和さを見ることができるのではないか。相手に対して否定的な態度を取っていない。

コリント一 4:21
あなたがたが望むのはどちらですか。わたしがあなたがたのところへ鞭を持って行くことですか、それとも、愛と柔和な心で行くことですか。

ガラテヤ 6:1
兄弟たち、万一だれかが不注意にも何かの罪に陥ったなら、“霊”に導かれて生きているあなたがたは、そういう人を柔和な心で正しい道に立ち帰らせなさい。

  • 柔和な態度には、相手を傷つけないという配慮がある。でも相手を甘やかしはしない。言うべきは言う。しかし愛がある。柔和な態度は愛から生まれる。「柔」は柔らかいという意味。「和」は平和の和である。
  • 地を受け継ぐ。地を受け継ぐという動詞は未来形。

詩編 37:11
貧しい人は地を継ぎ/豊かな平和に自らをゆだねるであろう。

詩編 37:22
神の祝福を受けた人は地を継ぐ。神の呪いを受けた者は断たれる。

  • 詩篇37編は、悪事を謀る者や、不正を行う者を羨むなという言葉で始まる。悪事、不正を行い豊かになっているように見える者を羨むなと教えられる中で、主に信頼して善を行えと勧められる。
  • アブラハムは土地を与えるとの神の約束を与えられた。土地を与えられることは神の祝福なのだろう。柔和な者が地を受け継ぐとはどういうことか。神の国に迎えられるという意味と理解する。これが最終的で最高の祝福である。地上にあっての富とか名誉は一時的なものに過ぎない。このようなものに目を惑わされてはいけない。
  • 柔和な者として生きる。目立つことは何もない。しかし神の御心に生きている。それが大切だ。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • <御子>イエスは柔和な方だった。
☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>柔和な人になること。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、今日も聖書を思いめぐらすことができ感謝します。
  • 今日は柔和な人が幸いであることを学びました。今老いて、人との交わりが少なくなり、妻と過ごす時間が多くなっています。
  • 妻に対して柔和な夫になることを考えます。具体的にはどうすることが柔和な態度なのかと思います。今思うのは、感謝を折に触れて言い表すことかなと思います。気がついた時に感謝を言い表すことができるように導いてください。
☆与えられた導き
  • 妻に感謝を言い表す努力をする。