ローマ 7章1~6節 霊に従う新しい生き方

2023年12月27日

(内容)

  • 文字に従う古い生き方ではなく、霊に従う新しい生き方で仕える。

(黙想)

  • 文字に従う古い生き方とある。それは旧約聖書の民が、神の戒めに従って生きることである。何よりもパウロの以前の生き方がそうであった。彼は「律法の義については非のうちどころのない者でした」(フィリピ4:6)と語る。書かれた文字としての神の戒めに従う。そこにはその戒めを与えた神の御心への思いはない。ただ文字通りに戒めに従うのである。イエスはそのような生き方を批判した。マタイ5章。
  • キリスト者は霊に従う新しい生き方に生きる。どういうことか。それは神との交わりに生き、神の御心を大切にする心で生きることである。その心は、神のみ心に従わなければならないという義務感から従う心ではない。愛する神の御心に喜んで従う心である。それは父の愛に従う子の心でもある。神に愛され、神を愛する心である。聖書を神の言葉、真理の言葉と信じ、この言葉によって生きる心である。羊飼いに養われ羊飼いの導きに従う羊の心である。神を愛し、神に信頼し、神に従う心である。この心は聖霊が与えてくれる心である。
  • この心を与えられるのは、神に対して実を結ぶようになるためとある。神に対して結ぶ実とは何か。キリスト者として成長することか。律法から解放され、同じに律法を実現するキリスト者になること。これは救いの実と言える。
  • パウロは実が何かについては、ここでは詳細には語らない。霊に従う新しい生き方を目指すようにパウロは語っている。
  • この歩みに導かれたことを感謝する。何らかの形で証しできたらよいと思う。

(聖書に聞く)

☆神が私たちに求める生き方
  • <勧め>文字に従う古い生き方ではなく、霊に従う新しい生き方で生きること

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、霊に従う新しい生き方、これこそ私が目指すキリスト者の生き方です。律法主義から解放され、「ねばならない」生き方から解放され、神の御心を喜び、「したい」と進んで御心に生きる生き方です。それは聖霊の導きによる生き方です。
  • 私自身の自己中心を悔い改め、神の御心を大切にする歩みへと変えられたこと、聖書を神の言葉と信じる信仰を与えられたことなどを踏まえて、証しの文章を書きたいと思います。導いてください。
☆与えられた導き
  • ブログに「霊に従う新しい生き方」について証しを書く。