ヨハネ福音書17章6~19節(1)

2020年3月13日

(内容)

  • イエスは世を去る前に父なる神に祈っている。弟子たちが世から守られるようにと祈っている。弟子たちは世に属していないので世から憎まれる。弟子たちは真理によって、言い換えると神の言葉によって聖なる者とされている。イエスは弟子たちが一つとなることを願っている。

(黙想)

  • イエスは弟子たちが何者であるかを語る。イエスが世に属していないように、弟子たちは世に属していない。弟子たちは真理によって聖なる者にされる存在である。イエスは弟子たちが聖なる者となることを願っている。神の言葉が真理なので、弟子たちは神の言葉によって聖なる者とされる。また御言葉によって歩み、聖なる者となる努力をする。
  • 弟子たちは真理、つまり神の言葉によって聖なる者とされている。聖なる者とされているゆえに、世に属していない。世に属する者は真理つまり神の言葉を知らないし求めようともしていない。
  • 弟子たちは世に遣わされる。世に属していないので世から憎まれる。そこで世を去るイエスは、世に残る弟子たちの守護を神に祈る。その弟子たちはイエスと父が一つであるように弟子たちも一つとなるために、神が守ってくれるように祈っている。
  • 信仰者として、つまりイエスの弟子として生きるとは、他の信仰者たちと一つとなることである。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方
  • <御子>9節。イエスは弟子たちを世から選び出す方。
  • <御子>18節。弟子たちを世に遣わす方。
  • <御子>15節。弟子たちを悪い者から守ってくださいと祈る方。
☆神が私たちに求める生き方
  • <教え>9節。弟子たちはイエスによって世から選び出された存在。
  • <教え>14,16節。イエスがそうであるように、弟子たちは世に属していない。
  • <教え>17節。弟子たちは真理によって聖なる者とされる存在。聖なる者となる存在。
  • <教え>14節。世は弟子たちを憎む。
  • <教え>11節。弟子たちの存在目的として、一つとなることがある。イエスと父なる神が一つであるように。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、今日の聖書は大切なことを教えてくれます。わたしたちはみ言葉によって聖なる者とされ、また聖なる者となる存在であることを教えられて感謝します。自分は罪人であるとの意識に捕らわれている信仰者が多いことに驚きと懸念を覚える者です。伝えることが大事ですね。私たちは聖なる者とされるし聖なる者となる努力をするものであることをブログで伝えたいと思います。
  • 今の私にとって世に遣わされるとは、ブログを通して発信することかもしれません。世から憎まれることがあるかどうか分かりませんが、使命を受けとめます。世は私を無視するかもしれませんが、続けます。
  • 天の父なる神、イエス様が私たちのためにあなたの守りを願ってくださっていることを感謝します。今この国では、新型コロナウィルスによる感染が脅威となっています。特に基礎疾患をもった高齢者が感染すると重篤になり命を失う危険が指摘されています。天の父よ、高齢者を感染からお守りくださるようにお願いします。私たちはイエス様により、あなたの守りの中におかれていることを信じ感謝します。
  • さらに今日は大切なことを教えられました。それは、信じる者が一つとなることがイエス様の願いであり、神さまの願いであることです。それは言い換えれば、教会は一つの信仰者の群れであることです。わたしたちは一つなる教会の群れに属し、信仰に歩みます。ここに居場所があります。聖書は教会のことを、神の家族(エフェソ2:19)であると語ります。家族は本来一つであるべきものですね。教会が一つ、それも大きな課題です。信仰者の群れとして一つであるとはどういうことなのでしょうか。考えるべき課題と受けとめます。また明らかにしたいと願います。導いてください。
☆与えられた導き
  • ブログでの発信
  • 新型コロナウィするから守られるように祈る。
  • 教会について学ぶことができるように祈る。