ヨハネ福音書 7章10~24節

2019年9月5日

(内容)

  • 仮庵祭の時、イエスはエルサレムに上り、神殿の境内で教えられた。ご自分の教えは、自分を遣わした方の教えであり、この方の御心を行おうとする者は、イエスの教えが神から出ていることが分かると教えられた。さらにはユダヤ人たちは律法を守らないとユダヤ人たちを批判された。

(黙想)

  • 14節で、イエスは神殿の境内で教えられたとあるが、何を教えられたのかは、ヨハネ福音書は伝えていない。ヨハネ福音書は、イエスが教えられた内容よりも、イエスが誰であるのかに関心を持っている。イエスが誰であるかを伝えようとしている。つまりイエスは神から遣わされた方であることを伝えようとしている。
  • イエスの教えを聞いたユダヤ人たちは、イエスが聖書のことをよく知っていることに驚いている。このことをめぐってイエスは語り出す。「わたしの教えは、自分の教えではなく、わたしをお遣わしになった方の教えである。この方の御心を行おうとする者は、わたしの教えが神から出たものか、わたしが勝手に話しているのか、分かるはずである」。
  • イエスの教えが神から出た教えか否かがテーマである。イエスは神の御心を行おうとしている者は、イエスの教えが神から出ていることが分かるはずだと語る。
  • このイエスの言葉は私たちに問いかける。あなたは神の御心を行おうとしているのか。あなたはイエスの教えが神から出ていると分かるのか。あなたが神から出た教えを聞いたら、あなたはどう反応するのか。神の教えを聞くとは、どう反応することなのか。
  • イエスは聖書をよく知っている。聖書を知るとは、聖書が語ることを知識として蓄積することとは違う。聖書をよく知るとは、神の御心を知り、神の御心を行おうとすることである。
  • 神から出た教えを私たちは聞いているのかどうか、問われる思いがする。とくにイエスの語る教えは神から出たものであることが分かるとあるが、私たちは分かっているのか。そもそも神の教えを聞くとはどういうことか。神の教えを聞くとは、私たちが聞いたことに従うことを意味する。神に従順になることを意味する。もし私たちが聞き従わないとするなら、その言葉が神の言葉であると信じていないか、神に対して反抗しているかのどちらかである。
  • 5章で、イエスが38年も病気で苦しんでいた人を安息日にいやされたことが出来事をイエスは取り上げ、安息日に禁じられたことをしたとのイエスに対する批判に対して、逆批判を行われた。ユダヤ人たちは、安息日に割礼を施しているが、これを正当化し、病気の癒やしを批判するのはいかがなものか、とイエスは問う。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • (御子)御子の教えは、御子を遣わした方の教えである。
☆神が求める私たちの生き方
  • (教え)17節。神の御心を行おうとする者は、イエスの教えが神から出たものであることが分かる。イエスが神から遣わされた方であることも分かる。
  • (自己吟味)自分は神の御心を行おうとしているかどうか。
  • (警告)24節。上辺で判断してはいけない。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、イエス様は「この方の御心を行おうとする者は」と語りました。神さまの御心を行おうとする人とはどのような人なのでしょうか。「神の御心従うことが大切なことは分かっているけどなかなか従えないなあ」と語る人を知っています。自分の中にある肉の思いを正当化していて、不信仰を悔いる気持ちはないのです。神さまの御心を行おうとする人とは、結局、神さまの権威を認め、それに服する人と言うことができるように思います。あなたの権威を認めるので、あなたに対して従順になります。
  • そのような人がイエス様の教えがあなたから出ているかどうか分かるとイエス様はおっしゃいました。あなたの権威を認める者として、私にはイエス様の教えを進んで神さまの教えと認めたい、受け入れたいとの思いがあります。私にとっては、「分かる」というプロセスを瞬間的なもので、イエス様の教えを神からの教えと受けとめたいとの気持ちになります。
  • 天の父なる神さま、あなたの権威を認め、イエス様の教えを神さまの教えと受けとめることができることを感謝をします。これは聖霊の導きと信じます。私を信仰の従順へと導いてくださった神さまをたたえます。信仰の従順へと導いてくださった神さまをたたえる言葉を言葉にし、祈る時に用いたいと思います。
  • 天の父なる神、しかし上辺で物事を判断したり、プライドのゆえに、あなたの権威を認めず、あなたの御心を行えず、イエス様の教えが神から出ていることがわからない人たちもいます。神を信じていると言えども、肉の思いの支配下に置かれている人がいます。イエス様に対立するユダヤ人たちがそうでした。そして私たちの周囲にもいます。聖霊の導きを祈り求めつつ、御言葉を伝えていくほかありませんね。今度の日曜日は、説教奉仕の日です。聖霊の導きを祈り、奉仕をします。
☆与えられた導き
  • 神さまをたたえる言葉を文章にし、祈りで用いる。
  • 説教奉仕をするとき、聖霊の導きを祈る。
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主なる神、
あなたの権威を認め、
あなたに対する信仰による従順へと
導いてくださる
神さまをたたえます。
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