ヨハネ福音書1章19~28節

2019年5月22日

(内容)

  • ヨハネがヨルダン川で洗礼を授けているとエルサレムから遣わされた人たちがヨハネに「あなたはどなたですか」と尋ねた。ヨハネは自分は荒れ野で叫ぶ声であると語り、自分の後から来る方がおられると語った。

(黙想)

  • なぜ洗礼を授けるのですか、との問いにヨハネは直接答えず、自分の後から来る方がおられることを告げている。
  • 自分が何者かについては、メシアではない、エリヤでもない、あの預言者でもないと否定し、荒れ野で叫ぶ声であると答えている。ヨハネは自分が何者であるかを承知しており、自分の働きをしていた。
  • 主イエスは弟子たちに「あなたがたはわたしを何者だと言うのか」と尋ねられたことがある。では、私たちは「あなたはどなたですか」と問われたら何と答えるのだろうか。大切な問いであると思う。

(聖書に聞く)

☆神が私たちに求める生き方
  • (模範)ヨハネは自分が何者かを知っていた。ヨハネは神の前での自分のアイデンティティーを自覚し、行動している。イエスを証しするのが彼のアイデンティティーであり、彼の使命でもあった。自分のアイデンティティーを自覚し生きること。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神さま、自分のアイデンティティーを自覚し生きることを教えられます。先日のデボーションでも、自分のアイデンティティーはイエス様を証しする者と受けとめました。イエス様を証しするといっても、漠然としています。イエス様がいかなる方かを証しすると言っても、イエス様の捉え方は色々ありますね。
  • 自分の年齢を考えるとき、イエス様が再びおいでになることを受けとめたいと思います。再臨なさる方です。この再臨に信仰者の希望があります。今、新約の書簡を通読し、イエス様の再臨に関係する聖句を拾い上げていますが、これをさらに継続していきます。フィリピ書は読み終えましたので、コロサイ書に取り組んでみます。
☆与えられた導き
  • コロサイ書の通読をして、イエス様の再臨を示す言葉をノートに書く。