ルカ福音書 9章57~62節

2018年6月26日

(内容)

  • イエス様に対して、「従いたい」と語る人に対して、イエス様は忠告を与えています。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • (御子)58節。御子には枕するところがない、御子は枕するところをもたない方である。
  • 狐の穴、空の鳥の巣、そこは安心して寝るところ、生活の拠点、そこから活動を始めて外に出かける場、やがて戻ってきて、休み、憩い、寝る場所である。イエス様にはそのような場所はないという。イエス様に従う者は、休み、憩う場所が保証されているわけではない。自分の十字架を背負うとするなら、苦しみを覚悟しなければならない。そこで帰ればほっとできるような場所はないと思いなさいとイエス様は教えられた。
  • イエス様に従う者には、安定した生活、歩みは保証されていません。真の安心は、神さまから来ることを信じて、イエス様について行く気持ちをイエス様は求められるのだと思います。
  • (御子)60,,62節。イエス様は、「従いなさい」と言われたら、「はい」と言って、すぐに従うことを求められる方。
  • イエス様に従いたいと願った一人は、「従いなさい」と言われたとき、「まず、父を葬りに行かせてください」と語った。父の葬儀を行ってからイエス様に従うのでもよいと私たちは思うかもしれません。しかしイエス様に従う者は、「従いなさい」と言われたら、「はい」と言って従うべきだと考えます。「まず、これをしてから」「まずあれをしてから」と自分の都合を優先してすぐに従うことをためらうようであれば、それを繰り返すことになると思われます。そして肝心なときもためらう理由を挙げてすぐに従うことを拒むかもしれません。
  • 家族にいとまごいに行くのも同じです。
☆神が求める私たちの生き方。
  • (教え)イエス様に従う歩みにおいて、自分の都合を優先し、従うことを遅らせるようなことがあってはならないことを教えられます。
  • (教え)イエス様に従う人は、神の国を求め、神の国に生きる者です。つまり神さまの御支配を信じ、その御支配の中に歩みます。それゆえ、自分の都合を優先し、自分の人生を自分で守る必要はありません。御手の中で、私たちは生きることができると信じます。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神様、今日もディボーションをできて感謝です。自分の都合で、従うことを遅らせてはいけないと戒められました。7月8日のG教会の礼拝説教について、10月の引退牧師の会での会会礼拝の説教箇所について、連絡しなければなりません。明日、連絡するようにします。待っている人に気をもませることのないように、早めに連絡します。
  • 天の父、イエス様に従う者には、覚悟が必要ですね。自分の十字架を背負う歩みであれば、何が起きるか分かりませんし、それを覚悟し、しかも何が起きてもあなたの守り、導きの中に置かれていることを信じることが大切ですね。 これまでの牧師生活の中で、辛かった時期があります。あなたがどのようにに導いてくださったのかを思い出してみたいと思いました。そしてあなたの感謝したいと思います。
  • なおこれから老いの日々を歩むことになり、何が起きるか分かりません。日々聖書を読み、あなたとの交わりに歩み、生涯を全うしたいと思います。今日もまた、辛い時期におけるあなたの導き、老いの日を生きる思いを短歌にしてみたいと思います。
☆与えられた導き
  • 説教箇所を明日連絡する
  • 神さまの導き、老いを生きる思いを短歌にする。