ルカ福音書 1章26~45節
2018年3月9日
(内容)
- 天使ガブリエルがマリアのもとに行き、マリアが身ごもって子を産むことを告げます。さらにその子がどのような子になるかを伝えます。するとマリアは「どうしてそのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに」と答えます。天使は、「神にできないことは何一つない」と答え、マリアは、「お言葉どおりこの身になりますように」と答えました。
(黙想)
- この出来事は、天使がザカリアに現れた時と似ています。
- 子が生まれるとのお告げがなされます。
- それをどうして信じることができるでしょうか、との問が出されます。
- 違いもあります。ザカリアは咎められますが、マリアは咎められませんでした。マリアは若く、信仰の経験が少ないので天使は咎めなかったと思います。天使が「神にはできないことは何一つない」と語った時、マリアは「お言葉どおりこの身になりますように」と答えました。この答えはすばらしいと思います。お告げ、それは神の約束でした。神の約束が与えられた時、「お言葉どおりこの身になりますように」との信仰的応答はすばらしい。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- (御父)神は計画を持っておられ、それを実行される方です。
- (御父)神は計画の実行において人を用いられます。
- (御父)37節。神にはできないことは何一つありません。
☆神が求める私たちの生き方
- (模範)38節。「お言葉どおりこの身になりますように」とのマリアの告白はすばらしい信仰の応答であり、私たちにとって模範となります。
- (教え)45節。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた人は幸いな人です。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父、マリアはすばらしい応答をしました。あなたの約束に対して「お言葉どおりこの身になりますように」と答えました。私もマリアに倣いたいと思います。
- 昨日のディボーションで、私にはあなたから与えられた約束があると信じています。終末の事柄です。イエス様の再臨、最後の審判、神の国の実現・成就。これは私に与えられた神さまの約束です。昨日は、これを「心から信じさせてください」と祈りました。信仰は神さまからの賜物だからです。でも今日は、ただ祈るだけではなく、むしろ「お言葉どおりこの身になりますように」と応答することが大切と教えられました。大切であるだけでなく、喜びがふつふつと湧いてくるように感じます。私もこの応答をします。マリアが会いに行った時、エリサベトは、「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」と語りました。
- 終末の事柄について「お言葉どおりこの身になりますように」と私も答えます。私は幸いな人なのです。私に幸いを与えてくださる神様を賛美します。
☆与えられた導き
「お言葉どおりこの身になりますように」と信仰的応答をする。