第二コリント 1章8~11節 祈りの援助
2021年5月20日
(内容)
- パウロは自分たちが受けた死の危険という苦難を是非知って欲しいと語り、祈りで援助して欲しいと依頼している。
(黙想)
- パウロはアジア州でこうむった苦難について是非知って欲しいと語る。死の宣告を受けたようなことだったと語るが、具体的にどのような出来事かは語られていない。アジア州は、おそらくエフェソのことであり、パウロは第三回伝道旅行でエフェソに2年3ヶ月滞在している(使徒19章)。おそらくその時に経験した出来事に言及していると思われる。第一コリントには「エフェソで野獣と戦った」(コリント一15:32)とある。
- 大切なことは、ひどく圧迫されて生きる望みを失ってしまうような経験、死の宣告を受けたような思い、大きな死の危険。このような経験の中で、パウロたちは自分を頼りにせず、神を頼りにするようになったと書いていることである。この神信頼が大切である。
- そして神はこれからも救ってくださると確信し、神に希望をかけている。これは信仰者の態度である。エジプトを脱出したイスラエルの民は、困難に直面し神が助けてくれたことを経験しながらも、神はこれからも救ってくださるとの思いを持つことはなく、困難が起きるつど神に文句、不平を言っていた。そして約束の地に入ることができなかったことを思い出す。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- <御父>神は、私たちを困難の中から救い出してくださるお方である。死の危険からも救い出してくださるお方である。
☆神が私たちに求める生き方
- <勧め>祈りで援助すること
- <勧め>祈りの援助を受けるために自分の様子を知らせることは大切である。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神さま、パウロたちは、どのような困難に遭っても、たとい死の危険に直面してもキリストを宣べ伝えることはやめませんでした。パウロはあなたの助けを得て、宣べ伝え続けました。神さまが必ず助けてくださると信じて歩みました。パウロのあなたへの信頼は模範です。
- またパウロは祈りの援助を受けるべく、自分たちが受けた苦難について知らせています。祈りの援助を受けることは大切なことであると思いました。そして祈りの援助をすることも大切であると知りました。今、気になる人が二人います。この二人の人のために祈りたいと思いました。
- また私自身が今、どのような生活をしているのかを伝え、私のために祈ってもらうことも遠慮しないで行った方がよいと思いました。今日のブログに書いてみたいと思いました。
☆与えられた導き
- 二人の人のために祈る
- ブログに近況を書いて祈りの援助を受ける