ネヘミヤ 10章
2018年3月3日
(内容)
- 罪の告白をした後、イスラエルの民、レビ人、祭司は神の前に以下の律法を守ることを誓いました。
- 地の民(異邦人)と結婚しない。
- 安息日および他の聖なる日には物を買わない。
- 七年ごとに耕作を休む
- 神殿税を支払う
- 薪の奉納
- 地の産物の初物、長子を神に献げる。
- 地の産物の十分の一を献げる。
- ペルシャから帰還した民は、律法を守ることを誓い、神の民として生きることを誓いました。神の民としてのアイデンティティーを共有する群れ、共同体を志しました。
(黙想)
- 旧約聖書が明らかにしていることは、時の流れの中で、信仰の継承が困難であることです。ここでの信仰の誓いは、世代交代の中で継承が難しくなっていきます。後の時代にファリサイ派と呼ばれる人々が律法遵守に熱心なグループをつくりましたが、その熱心はすべてのイスラエルの民に広がったわけではありません。新約の視点から言うなら、聖霊の導きなしには、人間は喜んで律法を守ることはできません。
- しかしここで、律法に歩む共同体をつくろうとの志を言い表したことは尊いということができます。
(聖書に聞く)
☆神が求める私たちの生き方
- (模範)罪を悔い改め、どのように生きるかを明らかにしています。単なる後悔ではなく、罪を犯さないためにどうするかを明らかにしています。律法を守ると誓っています。
- (模範)信仰共同体形成の志は模範です。キリストの共同体もまた信仰共同体であり、その形成の志は大切です。
- (模範)神への献げ物を重要視しています。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父、今朝もディボーションをすることができ感謝します。イスラエルの人々が悔い改め、新たな志を立て、神の民として生きていく誓約をしたことを感銘をもって受けとめました。イスラエルの人々は律法に従う歩みを誓いました。律法に記されているように、あなたへの献げ物をきちんと行うと誓いました。
- 私は牧師を引退し、奈良に転居しました。年金生活に入り、経済的にどんな生活になるのか、少々不安がありました。自分の経済的状況も明らかとなってきて、見通しがつくようになりました。私にとっての献げ物は教会への献金です。献金額について検討し、ふさわしい献金を献げることにします。
☆与えられた導き
- 4月以降の教会への献金について検討をする。