第二コリント 13章5~10節(1) わが内におられるキリスト
2022年2月19日
(内容)
- パウロはコリント教会の人たちに信仰の吟味を迫る。自分自身のことが分からないのか、イエス・キリストがあなたがたの内におられることが分からないのかと迫る。
(黙想)
- コリント教会には色々な問題があった。すでに第一の手紙においてもパウロは忠告を書き送った。パウロがコリントでどのような伝道をしたのか、どんな説教をしたのかは分からない。しかしキリストを語ったことは確かである。「 兄弟たち、わたしもそちらに行ったとき、神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです」(コリント一2:1~2)。
- パウロは、キリストが信仰者の内におられることは語ったにちがいない。だから偽使徒たちに惑わされているコリント教会の人たちに初心に返るように勧めている。キリストが信仰者の内におられることは、基本的な教えであり、基本的な信仰的事実だったのである。
- でも現在、どれほどのクリスチャンが、キリストが自分の内にいることを信じているのだろうか。キリストが内にいるということがどういうことなのか、説教者も具体的なことは語らないから、伝わらない。説教者自身、キリストが内におられることの確信がないかも知れない。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- <御子>キリストは信仰者に内におられる方である。
☆神が私たちに求める生き方
- <勧め>信仰を持って生きているのかどうか自分を反省し、自分を吟味すること。
- <勧め>キリストが自分の内におられることをどう思うか。自分の正直な気持ちを明らかにする。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神、今日も聖書を読むことができ感謝します。あなたは御言葉をもって私たちを導いてくださいます。私たちを愛し、生かし、導かれるあなたを心から崇めます。
- パウロは自分の信仰を吟味するように勧めます。私自身、キリストが自分の内におられることを信じているのか、信じているなら、なぜ信じることができているのか、キリストが内にいるということをどのようなことと理解しているのか、整理したいと思いました。導いてください。
☆与えられた導き
- キリストが内にいることを証しする。