ローマ 6章6節(3) 救いの恵み

2023年7月19日

(内容)

  • 私たちの古い自分は死んだ。それは罪に支配されたからだが滅ぼされ、もはや罪の奴隷とならないためである。

(黙想)

  • 古い自分が死んだ。生まれながらの人間であった自分、罪を犯す人間であった自分、アダムに連なる自分は死んだ。これは信ずべき事実。信仰的事実。経験的な現実としては、現実の自分は罪に支配されたからだが罪を犯す方に動こうとすることがある。だから古い自分が死んだと信じ、キリストに結ばれた者とされたと信じ、御心、御言葉に忠実に生きるように踏み出す。すると古い自分が死んだことが経験的に分かる。信仰的事実は、やがて経験的な事実となる。
  • 以上のことは、罪にさいなまれる中で、聖書に学び、み言葉に従う中で、経験してきたことだ。罪からの解放という福音を味わうことができたことは感謝だ。
  • ある時、あることをきっかけに、古い自分つまり人間の知恵、人間の考え、人間の経験に基づいて生きる人間が死んで、御言葉を土台にして生きる新しい人間が自分の中に生まれた。み言葉が真理であるとの信仰に立ち、日々聖書を思いめぐらす生活が始まった。ありがたい神の導きと言える。
  • 罪に支配されたからだとある。私には肉体と心がある。肉体と心、それぞれから罪に傾く思いが生じる。肉の思いとも言う。これに対しては信仰の戦いが生じる。色々な思いに打ち勝ってきたことを思う。正確に言えば、負けなくなったと言える。罪に傾く思いは折々に生じる。しかし、新しい人間として生きるとき打ち勝つことができることは感謝である。
  • これからも御言葉の剣、真理を帯として腰に締め、信仰を盾として歩んでいきたい。

(聖書に聞く)

☆神が私たちに求める生き方
  • <教え>古い自分は死んだ。これを信仰的事実として受け入れ、これを前提にして生きること。
  • <教え>罪に支配されたからだは無力化された。聖霊の助けを求めれば、罪に支配されたからだから来る罪の思いを拒むことができる。拒むにはみ言葉に従うことを選ぶことが大切。

(神の導き)

☆祈り
  • 復活と命なる主イエス・キリストの父なる神さま、洗礼を受け、キリストに結ばれた者に、どのような救いの恵みがあるのか、教えられて歩めたこと感謝です。多くの人にこの恵みを知って欲しいです。罪に支配されたからだに居心地の良さを感じて、離れがたく思っている人たちがいます。離れれば、それにまさる信仰の喜びの世界があります。そのことを伝えたいです。
  • 私自身、救いの恵みを受け、新しい人として生きていくことができるように導かれたこと感謝です。今日は「いともかしこし」であなたを賛美したいと思います。
☆与えられた導き
  • 救いの恵みを賛美する。