詩編4編 主の慈しみに生きる
2023年3月28日
(内容)
- 主に信頼する人の平安な心が印象に残る。
(黙想)
- 新共同訳聖書でこの詩篇を最初に読んだ時、まだ若かった。その時、8節の言葉が好きになった。「人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。それにもまさる喜びをわたしの心にお与えください」。
- 僕の心には、物質的なものに対する喜び、幸福はむなしく思えた。それを越える霊的な喜びを僕は求めていた。そんな心境にこの8節はピッタリで好きになった。今も僕の心に変わりはない。神との間に平和を与えられていることは、何よりの幸いである。
- 4節。主の慈しみに生きる人を主は見分けて、呼び求める声を聞いてくださると知れ。自分に自信があり、神の顧みを受ける資格があるなどとは考えないし、考えられない。だから主の慈しみに生きる。僕を生かしてくださる主の慈しみにすがる。僕のことを大切に思ってくれる主なる神を信じる。主の慈しみが僕を生かしてくれると信じる。今日まで、主の慈しみに生かされてきたと信じている。
- 8節。夜は平和のうちに身を横たえ眠ることができる。これは感謝なことである。
幸いにも自分に困難や苦しみはない。関わりを持っている人たちが苦しみの中にあり、祈らされる。あらためて執り成しの祈りの大切さを教えられる。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- <御父>神は慈しみ深い方。
- <御父>主の慈しみに生きる人を見分ける方
☆神が私たちに求める生き方
- <勧め>罪から離れること
- <勧め>主に信頼すること
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神さま、この詩篇は、若い時から、心に残る詩編でした。8節、人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。それにもまさる喜びをわたしの心にお与えください。麦とぶどうを収穫することは大切です。農業の営みは人が生きていく上で必要です。その喜びを詩人は、軽く見ているわけではないと思います。「それにもまさる喜び」とありますが、この喜びは、別の種類の喜びと受けとめます。この喜びを求めて私は生きてきたし、あなたに生かされてきたと思います。それはあなたに仕える喜びです。
- あらためて自分は何を大切に生きてきたのかと思います。今朝親しくしているクリスチャンから電話がありました。困難の中にあります。電話で祈りました。私自身は、今苦難からの救いを求めて祈る必要はありませんが、執り成しの祈りを必要とされていることを知ります。主の慈しみがこの人たちの上にも豊かに注がれるように祈ります。
- 今日は祈りのノートを整理して、執り成しの祈りに祈りの課題を追加して祈りたいと思います。
☆与えられた導き
- 祈りのノートを整理して祈る。