第二コリント 6章11~13節 心を広くする
2021年9月15日
(内容)
- パウロは自分が使徒であることを心を開いて率直に語り、心を広くしたと語る。パウロはコリント教会の人たちを広い心で受け入れているので、コリント教会の人たちも心を広くしてほしいと願う。
(黙想)
- パウロは心を広く開いたと語る。コリント教会にどんな問題があろうとパウロは、責めることなく、裁くことなく受け入れている。心を広くしている。寛容である。しかしパウロがコリントを去った後、コリント教会に来た教師たちがパウロを批判し、パウロの使徒性に疑問を投げかけた。コリント教会の人たちは動揺した。そこでパウロは、自分が使徒であることを伝えようとする。
- その時パウロは、自分がキリストをどう理解しているのか、福音をどう理解しているのか、さらに使徒としてどのように行動してきたのかをありのままに語り、その上で自分をキリストの使徒と認めるか否か、コリント教会の判断にゆだねている。謙遜な態度である。
- パウロは自分が伝道してあなたがたはキリストを信じ、教会ができたのではないか、と語ってもよいのに、それは語らない。自分の業績を主張しない。自分の権威を振りかざすようなことはしない。
- コリント教会の人たちは自分で心を狭くしているとパウロは語る。片方の言い分だけを聞いて判断することは、しばしば過ちへ導く。双方の意見を聞いて判断することが公平であり大切である。これはある意味常識である。しかしコリント教会の人たちは心を狭くし、パウロを批判する人の意見しか聞かないで、パウロに対して批判的になってしまった。
- 一方の意見しか聞かない、私たちも陥りかねない過ちである。
(聖書に聞く)
☆神が私たちに求める生き方
- <勧め>心を狭くせずに、広い心を持つこと。寛容な心を持つこと。さらに正直に心を開くこと。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神さま、今日も聖書を読むことができ感謝します。今日は広い心を持つことを教えられました。心を広くして他者を受け入れること、心広くして自分の心を開いていくことの大切さを教えられました。
- 心を広くするように勧めを受けました。今、私が出席している教会の祈祷会では、参加者が順番に信仰的な話題を提供し分かち合っています。信仰者としての自分を語ります。私の順番もまもなく来ると思うので、何を話したらよいのかと考えています。今日は心を広くするように勧めを受けました。心を開いて自分のことを語るようにしたいと思いました。今思いめぐらしましたが、今回は「神さまを恨まない」という話をしたいと思いました。話の内容を考えたいと思います。導きをありがとうございます。
☆与えられた導き
- 祈祷会での証の準備をする。