第一コリント 13章4節(4)愛は自慢せず、高ぶらない。
2020年1月15日
(内容)
- 愛は自慢せず、高ぶらない。
(黙想)
- 自慢すること、高ぶることに共通していることは自分を称賛に足る人物であると見せようとすることである。コリント教会では霊的賜物を受けていることを自慢しまたそれゆえ高ぶっている人がいたと思われる。このような気持ちには霊的賜物を持たない人を軽視する気持ちが隠れていると思われる。
- 聖書を読むと、高慢な人を神は嫌っている。高慢な人は神を敬うことをしないから。
- 自慢、高ぶりがなぜいけないのか。他者に対する思いやりが欠けると思う。自分を優先するから。このような人は一般的に言えば、周囲の人に良い印象は与えないし、人から好かれないだろう。
- ここでの問題は、自分が自慢する者、高ぶる者にならないことである。自分がこのような人間であれば、周囲の人に不快な思いを与え、嫌われているかも知れない。それは自業自得といえる。でもパウロは個人的な徳として自慢、高慢を警告しているのではないと思う。自慢、高慢は教会内の一致を妨げるから問題にしていると思われる。
- 裏返すとこの命令は、他者のよい点を認め、謙遜になることを教えている。
(聖書に聞く)
☆神が私たちに求める生き方
- <警告>自慢しない。高ぶらない。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神さま、自分としては何かを自慢することも、高ぶることもないと思います。今日のこの愛についての教えを裏返せば、愛は他者のよい点と認め、謙遜になることを教えています。愛は他者のよい点を認めることと教えられました。普段私が接触する人は多くはありません。でもよい点を認めるという点では、心当たりのある人たちがいます。この人たちのよい点を見つける努力をしてみたいと思います。
☆与えられた導き
- よい点を見つける