マルコ福音書　10章46～52節　目が開かれる

2022年9月5日

（内容）

• エリコの町でイエスは、憐れみを乞う盲人に出会った。イエスは彼の願いを聞き、目が見えるようにした。

（黙想）

• これは盲人の目が見えるようになったという奇跡物語であるが、肉眼が見えるようになったという物語ではないだろう。イエスが誰か、メシアであることが分かるようになること、霊的な目が開かれることを語っている物語だと思う。主イエスはまもなくエルサレムに入る。
• イエスが誰かを知ること、十字架の死にどんな意味があるのかを知ること、復活の意味を知ること、福音とは何かを知ること。

コリント二 4:4
この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。

• この世の多くの人たちは目がくらまされて福音を聞くために教会に来ることをしない。キリスト者になっても、福音の豊かさに目が閉ざされている人たちもいる。
• イエスに憐れみを乞い、霊的な目が開かれるように祈り求めるなら、目は開かれる。福音の光が見えるようになる。自分は見えていると思い上がってはならない。

（聖書に聞く）

☆神はいかなる方か

• ＜御子＞目を見えるようにする方。肉眼だけでなく、霊的な目も。
• ＜御子＞憐れみ深い方。「憐れんでください」との盲人の願いに応えている。

☆神が私たちに求める生き方

• ＜勧め＞見えるように願うこと。
• ＜勧め＞主の憐れみに期待すること

（神の導き）

☆祈り

• 天の父なる神さま、今日も聖書を読むことができ感謝します。今日の聖書を読み、一番に思わされたことは福音の光を見えるようになることです。今、イエス・キリストの十字架について学んでいますが、十字架の意味を深く知ることが私の願いです。
• 霊的な目が開け、十字架の意味、意義を深く知ることができるように導いてください。
• またキリスト者といえでも目が閉ざされている人たちがいます。その目が開かれるようにと願います。その人たちに気づきを与え、目が開かれるきっかけを与えることができることを願います。御心にかなうなら、必要とされている人に説教をする機会が与えられることを願います。導いてください。

☆与えられた導き

• 十字架の学びへの導きを祈る
• 説教する機会の与えられることを祈る。