マルコ福音書 1章21~28節 イエスの権威
2021年6月18日
(内容)
- イエスは安息日に会堂に行った。人々はイエスの教えに驚いた。イエスは権威ある者として教えていたからである。そして汚れた霊でさえ、イエスに従い、取り憑いていた人から出て行った。
(黙想)
何が起きたのか
- 人々はイエスの教えに驚いた。教えるイエスの中に権威ある者を見たのである。
- 汚れた霊はイエスがそばに来たので叫びだした。イエスが自分を滅ぼすのではないかと感じた。
- イエスは汚れた霊を取り憑かれた人から追い出した。
- 人々は驚き、イエス様の教えを権威ある新しい教えだと語った
- 人々は汚れた霊がイエスに従うことに驚いた。
- イエスの評判はガリラヤ地方の隅々まで広がった。
マルコは何を伝えようとしたのか
- イエスが権威ある者であること、その権威には汚れた霊でさえ従う。
- イエスの教えには権威があること。
- イエスは注目すべき存在であった。イエスの評判はガリラヤの隅々まで広がった。
- イエスはただの人間ではない。
- マルコはここでイエスを紹介している。
疑問
- イエスは何を教えられたのか。
- 人々がイエスの権威を見たのは、どのようにしてか。
- 汚れた霊をどう考えるのか。霊は見えない。何らかの形で取り憑いた人を苦しめていたにちがいない。
もし僕がその場にいたのなら
- 間違いなくイエスに注目しただろう。
- その教えに権威を感じたら、もっとこの人の言葉を聞きたいと思っただろう。
今の僕はイエスをどう見るのか。
- イエスに従うことはどうでもいいことか。従うことが大切だ。
- 権威ある者とし、従うのか否か。従う。
- どのように従っているのか。課題はあるか。
- 今、神は私に何を語りかけるのか。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- <御子>権威ある方である。その教えに人々は驚き、汚れた霊でさえ、イエスの言葉に従う。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父なる神さま、今マルコ福音書を読み始めています。今日の箇所でマルコは、イエス様のことを権威ある方と紹介しています。人々はイエス様の教えに驚き、イエス様に権威を見ています。そして汚れた霊さえ、イエス様の権威に従います。
- マルコはその福音書の冒頭に「神の子イエス・キリストの福音の初め」と書きます。イエス・キリストを通して、私たちは福音を知らされました。あらためて、イエス・キリストの福音を自分はどう理解しているのか、明らかにしたいと思いました。これを明らかにすることによって、イエス様を真に救い主と崇めることができるのではないかと思います。福音は喜ばしい知らせです。喜ばしい知らせとは何か、文章でまとめてみたいと思います。
☆与えられた導き
- 喜ばしい知らせとは何か、まとめてみる。