ヨハネ福音書 1章4~5節
2019年5月15日
(内容)
- 言の内に命があり、その命は人間を照らす光。暗闇は光を理解しなかった。
(黙想)
- 言の内にあった。神の言葉こそ、人間にとって命であり、人間を照らす光。人間を教え導く光、人間を励まし慰め力づける光、希望を与える光である。神の言葉としての聖書は本当に大切な書物であり、ここから限りなく生ける水を汲み取ることができる。
- 光は暗闇の中に輝いている。神のことばは暗闇の中で輝いている。人間は自分の考えによって歩み、迷いの中にある。暗闇の中にある人間。光は輝いているのに理解できない。この世の人は、神のことは理解できない。聖霊によらなければ理解できない。神の言は輝いているのである。
- 昨日のディボーションで、僕は自分を出発点として物事を考えていることに気づかされ、それは倒錯した考え方であることに気づかされた。自分を出発点としているから、神の言葉を素直に信じることができないことがある。そして「どうしたら信じることができるのだろうか」と思ったりする。そして悩む。
- 神の言は命であり、人間を照らす光なのだ。このことを信じることが大切だ。人間の知恵、経験はこの光の前には闇も同然なのだ。そのことを学ぼう。
(聖書に聞く)
☆神はいかなる方か
- (御父)神の言は命であり、人間を照らす光。
☆神が私たちに求める生き方
- (勧め)自分を絶対化して、神の言を拒むのではなく、むしろ神の言に命があることを信じること。
(神の導き)
☆祈り
- 天の父、神の言は人間を照らす光です。今までは自分を出発点として物事を考えてきました。また聖書を読むにしても、自分を絶対化して読みました。そこでは、聖書の言葉を自分が信じられるか否かが問題となりました。そしてどうしたら信じられるか、そこで苦労してきました。でもそれはムダな努力でした。謙遜に信じさせてくださいと祈るべきであったことを思います。
- どうぞこれから聖書を読む時、神さまが直接語って下さるとの思いになることができるように導いてください。聖書を読む時、「神さまがお語りください。神さまの語りかけとして聞くことができるように」と祈ります。
☆与えられた導き
- 聖書を読む時の祈り。自覚的に「神さまがお語りください。神さまの語りかけとして聞くことができるように」と祈ること。