ヘブライ人への手紙 12章18~29節

2018年2月7日

(内容)

昔エジプトを脱出したイスラエルの民はシナイ山に来たとき、神の声を聞きました。神の声は地を震わせ、民は恐れました。神の声を直接聞くことには恐れがあります。民はモーセが神に聞き、モーセが自分たちに語って欲しいと願いました。
イエス・キリストを信じる私たちは、恐れを抱かせる声に近づいたのではなく、神の国へと招く声を聞きました。

(聖書に聞く)

☆神はいかなる方か
  • (御子)天から父なる神の御旨を告げる方。
  • (御父)29節。焼き尽くす火の方。つまり裁きを行う方。
☆神が求める私たちの生き方
  • 警告>25節。語っている方を拒むことにないように気をつけよう。イエスを拒み、信仰を捨てることにないようにとの警告。4章12節では「生ける神から離れることがないように注意しなさい」とあった。
  • 勧め>28節。御国を受けているのだから、感謝の念をもって、畏れ敬いながら神に仕えよう。

(神の導き)

☆祈り
  • 天の父なる神、畏れ敬いながら神に仕えようと勧めを受けました。教会に連なると、色々な働きを担うようになります。あなたに仕えるようになるわけですが、仕える者には色々な思いがあります。しばしば義務感から仕えることがあり、仕えることが苦しくなり、辛くなることがあります。逃げ出したくなるときがあります。
  • ルターは、仕える気持ちは<キリスト者の自由>から生じると教えています。自由な気持ちから仕えるというのです。信仰者といえども必ずしもこの自由を得ているとは限りません。人間的な思いが信仰者の心にもあります。
  • 私たちがキリスト者としての自由にあずかるのは、聖霊の導きなしにはあり得ないと思います。聖霊の導きの中で礼拝において福音を聞き、また自分でも聖書を読み、福音に聞くことが大切だと思います。しかし、家で聖書をどう読むのか、教会で指導されることは案外少ないのです。信仰者一人一人が御言葉によって生きる歩みをするようになれば、喜んであなたに仕えるようになるのではないか、と思っています。そこで私は「御言葉によって生きるための提案」というサイトを開設しました。
  • 今日の聖書から、感謝の念を持って神に喜ばれるように仕えていこうと勧めを受けました。感謝の思いをもって、このサイトの充実に努めなさいとの励ましを受けました。感謝します。サイト開設までのあなたの導きを感謝し、これからも導いてくださるようにお願いします。
  • 「語っている方を拒むことがないようにしよう」とありました。以前仕えていた教会で求道者の方がいました。礼拝に時々お見えになります。その方のことが思い出されました。洗礼へと導かれることを願っていますが、寒さの見舞いの葉書を出し、それとなく信仰の勧めの文章を書いてみたいと思いました。神さま導いてください。
☆与えられた導き
  • サイトを通して神さまに仕える働きを導かれ、励まされたことを感謝する。
  • 葉書を出す。