(デボーションはひとりで行いますが、デボーションした内容を仲間と分かち合い、励まし合います。デボーションを継続するために分かち合いは大切です。仲間のデボーションを聞くことによって学ぶこともあります)
1.分かち合いとはなにか
キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい(コロサイ3:16)。
デボーションで受けた恵みを、他の人と分かち合います。互いに教え合い、励ましを与えられます。共に神さまを喜び、賛美します。
2.分かち合いの重要性
- キリストの体に属する私たちに与えられた恵みは個人のものではなく、体全体があずかるべき恵みである。
- 分かち合えば分かち合うほど恵みは増え、悲しみは少なくなる。2匹の魚と5つのパンの奇跡と同じように、少ないものであっても何倍にも祝福は増えていく。分かち合うことは、神への献げ物である。
- 互いに教え、互いに戒めあうことは一人ではできない。分かち合いのグループがあるとよい(7~8人位の多すぎず、少なすぎない人数がよい)
- 分かち合いを通して、神に栄光を帰することができる。
- 主に従う敬虔な信仰生活を習慣にするための要素
3.分かち合いの方法
3.1 心構え
(1)分かち合いを導くリーダー
- 分かち合いの時、聖霊の導きを心の中で祈り続ける。
- 話す人に、よく耳を傾ける。
- 分かち合われた内容を確認のために、整理し要約して語ってもよい。
- 分かち合ってくれた人のために、参加メンバーに祈ってもらう。
(2)分かつ人
- こころをリラックスさせ、自然に自分に与えられた恵みを分かち合う
- 人に教えようとしない
- 神への感謝をもって、話す。
(3)聞く人
・語る人への尊敬と謙遜な心で真剣に聞く
・その人を通して神さまが私に何を語っておられるかを聞く
・神さまへの感謝をもって、聞く。
3.2 効果的な分かち合いの方法
- 私の状態(その時の自分の霊的な状態、具体的な状況)
- 神の導き(神様が御言葉を通して、どのように語ってくださったか)
- 私の実践(語られた御言葉に、どのように応答したか)
- 実践の結果があれば話す
- 全員で中心となる御言葉を読んで、神さまをたたえる。
*分かつ人は、主の恵みを語れるように、a~dのポイントでまとめて話す(5分ぐらいの長さで)
3.3 分かち合いの原則
- 正直に語る。
- 分かち合われた内容は、他言しない。
- 分かち合うとき、教えようとしない。